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エアキャスターって何? どうやって動くの?どうやって使うの?

エアキャスターって何?
皆様は、重量物の水平移動にどのようなものを使っていますか?
クレーン? バッテリ台車? フォークリフト?いろいろありますね。
クレーンやフォークリフトの操作には免許や技術が必要です。
バッテリ台車はバッテリの寿命が気になりますし、床のダメージもあります。
鉄輪台車は敷設が必要ですし、軌道が制限されます。
エアキャスターはこれらの制限がない便利な搬送システムで、僅かな設備投資で導入できます。
空気の力だけでどんな重たいものでも、押したり引いたり向きを変えたり自由自在に動かせるのです。
どうして動くの?

どうやって動くの?

どうして動くの?
一言で言ってしまうと浮き輪みたいな物で持ち上げ、浮き輪と床の間から逃げようとする空気で抵抗を減らしてしまおうというものです。

どうやって使うの?

エアキャスターに必要なのは圧縮空気とある程度整った床だけです。
図1 荷物の下にエアキャスターを差込み、圧縮空気を送ります。
図2 浮き輪の中に空気が溜まると浮き輪が膨らみ荷物が持ち上がります。
図3 更に浮き輪と天板の隙間から空気が出て、床との隙間から外に逃げようとします。
この時、押すのに必要な力がごく僅か(5トン程度なら一人で)になっているはずです。
これで準備完了、あとは押すだけです。

ちなみに・・・
空荷のトラック 5t以下・・・1人で押せます
JRの電車 22.5t未満・・・5人で押せます
ガンダム 43.4t・・・・・・9人で押せます
宇宙戦艦ヤマト 68,000t・・13,600人いれば!!

どうやって使うの?